「あの...大丈夫ですか?」

男はうつ伏せの状態で倒れていて顔も見えない

「どうしよう...。朝早くてまだ誰もいない」

とりあえず端の方に移動するため男を引っ張る





「はぁ...はぁ。重...」

やっとの事で端にある木の下まで移動する

男を木にもたれかかるようにして初めて顔を見る

男は鬼の面を付けていた





「え...?お面?なんで?」

怖いのでお面には触れずにとりあえず私のお昼のおにぎりと水を置いておく

「これくらいで大丈夫だよね?」

時間がギリギリなので最低限の物を置いて大学へと走った。