時計を見ると そろそろお母さんが帰ってくる頃だった。 私は急いで 玄関に駆け寄る 「おかえりー…」 玄関を開けると 別の人が立っている。 「 ただい…ま ?」 カケルは何も無かったようにして入ってくる。 「は?ただいま じゃないよ。何しに来たの?」 「 … ちょっと 」 そう言いながら私の腕を引っ張り 階段をのぼって私の部屋に入る。 ローテーブルの前にドサと座った。 私は 一度部屋を出て タオルをカケルに差し出した。 「風邪引いたらダメだから拭いて…」