暫くして近くにコンビニが出来、綺麗で使い勝手の良いそのコンビニを利用するようになった5人。
「ねぇ今日久しぶりに高橋商店に行かない?」
「そうだな。コンビニが出来てから行ってねぇしな」
高校の帰り道。
コンビニの雑誌コーナーで立ち読みをしていたキヨとイノリは、雑誌を本棚にしまうと自転車に乗り、高橋商店に向かった。
「コンビニは便利だけど、何か違うんだよね」
「まぁな。ガキの頃から行き慣れている商店の方が愛着が湧くんだろ」
二人乗りをしながら商店に着くと、商店はシャッターが閉めてあった。
「あれ?今日定休日だったのかな?」
「店が休みなんて珍しいな」
2人がシャッターの前に立っていると、知り合いのおばさんが通りかかった。
「あら、祈くんと美月ちゃん。どうしたの?」
「おばちゃん、今日って商店お休みなの?」
「美月ちゃん知らなかったの?高橋商店は閉店したのよ」
「閉店!?」
「えぇ。先日、おばあちゃんが亡くなられて跡を継ぐ人がいないからって閉店しちゃったの」
おばちゃんの言葉に唖然とするキヨとイノリ。
新しく出来たコンビニに足を運んでいる間に、そんな事が起こっているとは思わなかった。
「ねぇ今日久しぶりに高橋商店に行かない?」
「そうだな。コンビニが出来てから行ってねぇしな」
高校の帰り道。
コンビニの雑誌コーナーで立ち読みをしていたキヨとイノリは、雑誌を本棚にしまうと自転車に乗り、高橋商店に向かった。
「コンビニは便利だけど、何か違うんだよね」
「まぁな。ガキの頃から行き慣れている商店の方が愛着が湧くんだろ」
二人乗りをしながら商店に着くと、商店はシャッターが閉めてあった。
「あれ?今日定休日だったのかな?」
「店が休みなんて珍しいな」
2人がシャッターの前に立っていると、知り合いのおばさんが通りかかった。
「あら、祈くんと美月ちゃん。どうしたの?」
「おばちゃん、今日って商店お休みなの?」
「美月ちゃん知らなかったの?高橋商店は閉店したのよ」
「閉店!?」
「えぇ。先日、おばあちゃんが亡くなられて跡を継ぐ人がいないからって閉店しちゃったの」
おばちゃんの言葉に唖然とするキヨとイノリ。
新しく出来たコンビニに足を運んでいる間に、そんな事が起こっているとは思わなかった。

