私は朝学活と授業の間、3人分の宿題をやった。もちろん、筆跡も変えて。
「弥生ー、あたし達が頼んだ宿題やってくれたー?」
2時間目が終わった後、花梨達が私の前にきた。
「うん、やったよ、筆跡も変えたし」
――バシッ
「はーい、ごくろうさん☆」
そう言って私が差し出した宿題を乱暴に受けとり、私の前から去っていった。
紙で切ってしまったからか、指からは血が少しだけ出ていた。
私は隣の席の女子に話しかけた。
「あの……絆創膏持ってないかなぁ?」
すると、その子は私を見てこう言った。
「えー、あなたなんかにあげるわけないでしょ?」


