食材や、器具を持って帰り凜たちのところに辿りついた。 「あ、おかえり~大丈夫だった?楓」 「うん。大丈夫だったよ」 「そうよかった。あ、みてみてこれ」 凜はワクワクしながら私にかまどを見せてくれた。 「これでカレーとお米作るんだって。さっきね先生に聞いたの」 「へえ!おいしそうだねっ」 凜のワクワクが移ったのか私もワクワクしてきた。 「楓」 凛と話していると後ろから陸に呼び掛けられる。 「ん?なあに?」