あれから半年がたち、もう私たちは高校3年生になった。 神様は意地悪なことに、私と颯太くんは今年も同じクラスになった。 陸と凜、そして太陽くんは隣のクラスだ。 「じゃあくじ引けー」 1人1人と席に着いていく。 私も紙を取り番号を確認して席に座る。 ドンと隣の人が荷物を置く。 顔をあげてみるとそこにいたのは、颯太くん、だった。