桃の木での出来事があってからは、ちゃんとノアを頼っている

ノアだったら近くに居ても怖くない
ノアだったら普通に会話が出来る


「ノア、お散歩がしたいの。着いて来てくれる?」

「はい、どこに行かれるんです?」

「桃の庭」

「わかりました」


この位の会話なら余裕で出来る
少しは克服出来てるのかな?

そんな事を思っていると、視野の隅でノアがレディナの所に歩いて行った


「レディナもおいで」

「にゃー」


…レディナも凄くノアに懐いてる

コンフィーヌ含めたダメな男の人には、爪で挨拶するのが普通のレディナ

そのレディナが今居るのは…
ノアの腕の中


「レディナって…ノアの抱っこ好きだよね」

「にゃー」


とても嬉しそうな返事…
ノアの抱っこってそんなに良いんだ…