陽希を笑顔にしたいと思ってたのに、陽希から笑顔をもらっちゃった…。
私が陽希を笑顔いっぱいに出来るよう、頑張らなくちゃ…。
心の中で気合いを入れた。
その後、アイスティーを飲み始めた私。
ゆっくりと飲んで、陽希のバイトが終わるまでの時間を潰そうと思っていたけれど、喉が乾いていたこともあり、あっという間にアイスティーが無くなってしまった。
もう一杯、頼もうかな…。
そう思って追加注文したレモンスカッシュも、それほど時間が掛からずに、飲み終えてしまう結果に。
時計を見ると、まだ16時前だ。
陽希のバイト、確か…17時までだよね…。
ここで何も注文せずに時間を潰すのは、並んで待ってる人にも悪いし、近くの書店に行こうかな…。
席を立とうとしていた時、陽希が傍にやってきた。
「由依、帰るの?」
「あっ、帰るというか…近くの書店で時間を潰そうと思って…。」
「このあと、誰かと会う予定とか?」
不思議そうに訊ねられた私は、首を横に振った。


