俺は、お前がいいんだよ。


そう言えば、恵理子は中学の時に私の性格のことを陰でコソコソ言っていた男子たちに注意してくれてたっけ…。


いつも、私を気遣ってくれてたんだよね…。


「ありがとう、恵理子。でも、栗山さんは可愛くて優しい女の子だったのに対して、私は…男子とのコミュニケーションが下手で、素直になるの苦手だったから、性格を比較されるのも無理ないよ。」


「由依は性格悪くなんかないし、とっても優しい女の子だよ!それを分かってない男子ばかりだったんだよなぁ…中学の時は。」


恵理子は、運ばれてきたアイスコーヒーを、一口飲んだ。


「だけど、瀬ノ内君は違った。ちゃんと、由依の優しいところや可愛いところに気付いてくれた。私、由依と瀬ノ内君が付き合ってること、すごく嬉しいよ。二人を見てるだけで、こっちまで幸せな気持ちになれるから。」


「そ、そんな…幸せだなんて……」


なんだか、恥ずかしい…。


カアッと顔が熱くなる。


パタパタと手で仰いで風を送った。