大丈夫…。
栗山さんが本気になったからといって、陽希は今と変わらない…。
栗山さんのことを好きになる…なんてことは無い…。
だって、今日も…この前も、冷たい態度とっていたから。
それなのに…
どうして私は、不安になっちゃうんだろう…?
胸がザワザワするんだろう…?
ついさっきの栗山さんの笑顔が、とても自信に満ち溢れてたからなのかな…。
頭の中で色々と考えながら校舎を出た私。
校門を抜けようとしたところで、ピタリと足を止めた。
陽希は、きっと…栗山さんに取り合うことはないだろうし、ミーティングが終われば早々に帰ると思うけど……
本気で頑張るって言っていた栗山さんが、どんな行動に出るのか、気になる…。
そう思った私は、スマホを取り出してメールを送った。
相手は、親戚の女の子。
学校の用事で、帰りが遅くなるという旨を伝えた。
陽希と一緒に帰るために…。


