俺は、お前がいいんだよ。


「ご、ごめんね…。陽希、お化け屋敷…行きたかった?」


「由依が行きたいなら行くと思うけど、別に…どっちでも良い…って感じだから、謝るなよ。」


「うん…。」


雷の時もそうだったけど、陽希は…絶対にからかったりしないな…。


優しい言葉を掛けてくれる。


ありがとう、陽希…。


「じゃあ、ジェットコースター…行ってみる?」


「そうだね。」


それから私たちは、ジェットコースター乗り場へ。


1時間以上待ったけど、とても迫力があって楽しかった。


その後もアトラクションに乗ったり、お昼を食べたり、遊園地のオリジナルグッズを取り扱うお店に立ち寄ったり…。


久しぶりの遊園地に、私も陽希も無邪気にはしゃいでいた。


「由依、疲れてない?大丈夫か?」


「全然平気!でも、ちょっとお腹空いたかも。」


近くの時計を見ると、午後3時を回っていた。


「さっき昼ご飯を食べたと思ってたけど、もう…こんな時間なんだな。じゃあ、ちょっと休憩しようか。例のクレープ屋…行ってみる?」


「行きたいっ…!」


陽希の提案に、私は声を弾ませた。