俺は、お前がいいんだよ。


「確かに、暗くなってるから駅まで送るよ。」


「う、うん…。」


彩名ちゃんも心配してくれてるし、ここは駅まで送ってもらっちゃおう…。


その際に告白するんだ…。


急いでリビングにて、帰り支度を済ませた私。


玄関先まで見送りに来てくれた彩名ちゃんに笑顔で手を振った後、陽希と一緒に外に出た。


スッカリ日も落ちて、暗くなった道を二人で歩き出す。


そろそろ告白…しよう。


タイミングを計っていると、陽希が先に口を開いた。


「由依、ごめんな。彩名のヤツ…うるさかっただろ?」


「そんなことないよ!彩名ちゃん、とても明るくて可愛かった…。私、一人っ子だし、彩名ちゃんみたいな妹が欲しいなぁ…って思っちゃったぐらいだよ。」


「そう言ってもらえると、ありがたいけど…。彩名、病人のくせに由依にベタベタしてたし、マジ…風邪を移したりしたら本当にごめん。」


申し訳なさそうに頭を下げる陽希に、首を横に振った。