「んにゅ……ぬ………」
「……え?」
氷に覆われた土に、氷で覆われた草木。
地面に刺さっている氷柱は陽の光を跳ね返して美しく輝いていた。
その氷柱で囲われた空間の中に人が居た。
スヤスヤと安らかに寝息を立てて。
色素の薄い、銀の長髪。
白く日に焼けていない白魚のような肌。
スラリと伸びた四肢。
まるで、雪の妖精のような______
「ふあ……ん………?」
「起きた?」
「……誰だ、貴様」
ドスの効いた低音が響いた。
瞳孔の開いたアクアマリンの瞳は光がなく、なにも映していない。
「おい。貴様は誰だ」
「うわあっ!?」
頬スレスレに氷の槍が飛んでくる。
槍は地面に刺さったが、刺さった地面には氷の薔薇が咲いていた。
無駄に綺麗である。
「危な……っ」
「ほんの小手調べだろうが」
呆れたように、銀髪の少女は呟いた。
少女と言うには男前過ぎる。
「……君、本当に女の子なの?」
「貴様は氷漬けにされたいのか?あ?」
「ごめんなさい」
少女ではなく、少年だったようだ。
彼は見かけによらずとても短気なようだ。
「……え?」
氷に覆われた土に、氷で覆われた草木。
地面に刺さっている氷柱は陽の光を跳ね返して美しく輝いていた。
その氷柱で囲われた空間の中に人が居た。
スヤスヤと安らかに寝息を立てて。
色素の薄い、銀の長髪。
白く日に焼けていない白魚のような肌。
スラリと伸びた四肢。
まるで、雪の妖精のような______
「ふあ……ん………?」
「起きた?」
「……誰だ、貴様」
ドスの効いた低音が響いた。
瞳孔の開いたアクアマリンの瞳は光がなく、なにも映していない。
「おい。貴様は誰だ」
「うわあっ!?」
頬スレスレに氷の槍が飛んでくる。
槍は地面に刺さったが、刺さった地面には氷の薔薇が咲いていた。
無駄に綺麗である。
「危な……っ」
「ほんの小手調べだろうが」
呆れたように、銀髪の少女は呟いた。
少女と言うには男前過ぎる。
「……君、本当に女の子なの?」
「貴様は氷漬けにされたいのか?あ?」
「ごめんなさい」
少女ではなく、少年だったようだ。
彼は見かけによらずとても短気なようだ。

