Ri.Night Ⅱ



「凛音」


「………」



分かってる。分かってるよ。


貴兄と優音がどんな想いでここに来てくれたのか、十分分かってる。




あたしは二人に鳳皇の事を黙っていた。


鳳皇と関わりがある事をずっと隠してた。


どこで情報が洩れたのか分からないけど、あたしが鳳皇と繋がってると知った時、二人はショックだった筈だ。腹も立ったと思う。


それなのに、二人は来てくれた。



鳳皇と繋がってるって分かったのに、

敵対してるチームと繋がってるって分かったのに、


それでも助けに来てくれた。






「……ごめんなさい」



黙っててごめんなさい。

嘘ついてごめんなさい。


傷付けて、ごめんなさい……。




「……凛音」


「謝らなくていい」



二人にこんな顔をさせたのはあたし。


隠して、騙して、二人を傷付けた。


これ以上二人に哀しい顔をさせちゃいけない。


だから───




「……一つだけ、聞きたい事があるの」



最後に、これだけはどうしても知りたい。



「なんで、此処が分かったの?」



鳳皇とbladeが抗争するという情報が洩れたとしても、あたしの事までバレるとは到底考えにくい。


朝の電話の時点ではまだ知らなかった筈だ。