「ってか、どうするよ!?アイツ等すぐ追って来んぜ?」
「どうするって倉庫に戻るしかねぇだろうが。っていうか倉庫は大丈夫なのか!?」
その言葉にあたし達三人は黙り込んだ。
確かに、あたし達が襲撃されてるという事は十夜達も襲撃されてる可能性がある。
という事は、倉庫がどうなってるか分からない以上、帰らない方がいいんじゃ……。
「彼方!あたし煌に電話する!」
考えるよりも聞いた方が早い。
そう思ったあたしは、服を離してポケットに手を突っ込んだ。
「ちょ、りっちゃん危ねぇ!!」
慌てて急ブレーキをかけた彼方につられて、陽達も急レーキをかける。
「りっちゃん!手離したら危ねぇだろ!」
「大丈夫!」
「馬鹿!大丈夫じゃねぇから!」
珍しく怒っている彼方に「ごめん」と素直に謝って、「電話したいから隠れて欲しい」とお願いした。
見つかりにくそうな場所を探し、一旦エンジンを止めて煌に電話する。


