アイスクリーム屋さんに着くまで、煌と壱さんにどんなアイスが良いのかを聞いて頭にインプット。
十夜はいらないんだってさ。
美味しいのに。
「凛音ちゃん着いたよ~」
「ありがと壱さん!ちゃんと頼まれたの買って帰るから楽しみにしててね!」
「うん、待ってるね」
「また後でね!」と三人に手を振って、車を降りる。
「彼方~あんまり買いすぎたらソイツデブになんぞー」
「はぁ!?なんないし!」
わざわざ嫌味を言う為にあたし達の横を通りすぎた煌に拳を振り上げて威嚇する。
ったく、煌ってホント性格悪いよね!
それから、あたしと彼方、陽と千暁くんの四人でアイスクリーム屋に入り、好きなアイスを数個選んだ。
彼方達は定番の抹茶やチョコレート、ナッツやシャーベット、その他数種類のアイスをチョイス。
あたしはと言うと……。
「……りっちゃんってホント変わってんの好きだよなー」
「それ選ぶ奴初めて見たわ」
「……俺、なんでそれが商品化されてるのか不思議です」
「はいー?美味しいじゃんコレ」
「……やっぱりっちゃんは凄ぇわ」
小豆マンゴーやメロン&トマトの入った袋を左右に揺らして「ふふん」と鼻歌を歌うあたし。


