Ri.Night Ⅱ



よし、決めた。ピンクにしよう!


バンダナを一旦広げて折り直し、顔に巻き付ける。



おぉ~!なんか暴走族っぽくない?


フルスモークの窓を鏡代わりにして、バンダナの位置を調整。



うんうん。なかなか似合ってんじゃん。



自分のバンダナ姿の満足して、煌と同じように窓枠へと座る。



「ちょっとだけだぞ。落ちんなよ」


「分かってるって!」



あたし、これでも運動神経いいんだから。



「十夜!」



左手でグラブレールを掴んで右手を十夜に差し出すと、十夜は無言であたしの手を握った。



「うっひょー!風気持ちいー!!」


さっきまでは車のクーラーで涼しかったけど、外に出るとやっぱり蒸し暑くて。


だけど、今みたいに風に当たれば逆にクーラーの中にいるよりも涼しい気がすした。



「ったく、女でこんな事すんのはお前だけだな」


「ふっふーん。凛音ちゃんは他の女と違うんですー!」



呆れた顔で溜め息をつく煌に、べーっと舌を出す。



「凛音ー!!」

「りっちゃん!!」

「凛音さぁーん!」



「陽!彼方!千暁くん!」



スピードを落としながら近寄ってきたのは陽と彼方と千暁くんの三人で。


その前後には見知ったメンバー達も居る。