青春に、寄り道中。




そのあと本練習がすべて終わると、クタクタになって荷物の置いてある場所まで来て、そしてすぐに地面に腰を下ろした。


夏休み中は忙しかったし、それから今日まで一度も本気で走ってなかった。

だから結構足にきてるなあ。



わたしも座ってから、結んでいた髪をほどいた。

肩下くらいの長さの髪は、伸びてくるといつもショートカットにするか迷う。
だけど結局、いつもこの長さにしちゃう。


ポニーテールにすると走ったときに横に揺れて邪魔なときもある。

だけど昔からこのポニーテールをきつく結ぶと、「やるぞ!」という気持ちになるから、切るに切れないんだ。



「華純、おつかれ」

「あ、おつかれ〜」

「はあ〜本当に疲れた」



水筒を取りに行っていた若菜も同じように腰を下ろして、その水筒の中身をぐびっと飲んだ。