メグミとソウタは同時にハヤテの名前を呼んだ事に驚いている。

「あれ?梶本くん、知り合い?」

「川嶋こそ“ハヤテ”って…。」

ハヤテは二人のそばにたどり着くと、メグミとソウタを交互に見た。

「あれ?知り合い?」

ソウタは何かを思い出したようにポンと手を打つ。

「あっ、兄ちゃんが言ってたハヤくんのすっげーかわいい彼女って、川嶋の事か!!」