いつもの帰り道。

2人並んでこの道を歩くのは狭くて、


2人小さくなって歩いてる。


隣を電車が走って2人の声がかき消されて、

彼は顔を近づけてくる。


彼は無意識何だろうけど、


私の心臓もぅ、こわれそうなんだよ?


なんて、


言えなくて、分かってくれなくて、


「おれ、好きなやついるんだ。」



そう言う彼の顔は真っ赤で。


こんな可愛い一面あるんだ。


なんて少し舞い上がるけど、


もうこの位置に入れるのは私じゃないんだ


って、