学園長先生の言葉って、人生において重要な事とかがあるから、私はしっかり覚えるようにしてるけど。
「……お前の普通は普通じゃねえ。普通の人ならほとんど覚えてるどころか聞いてねぇからな」
え、そうなの?
私の驚いた顔を見て呆れた表情を浮かべてから、園森は顎の下に手を添えて何故かかっこつけた。
「まぁいいや。さて、ここらへんで、ちょっと状況整理しよーぜ」
私は、生徒手帳の最後の方にあるメモ欄に分かったことや情報を書き留める。
本当は言い出しっぺの園森にやって欲しかったんだけど、あの娘に文章力と情報をまとめる能力があるとは思えなかったし、それ以前に綺麗な字が書けるかすら怪しかったから、私が引き受けた。

