「はい、光さんがしてくださいました。朝食も準備してくださったようなので、用意が終わりましたら…」


「ええ、下に降ります」


「お待ちしております」

早苗さんは一礼して部屋を出て行った。

そっか。

光が専属に戻った。

光が全部してくれたんだ…

全部、全部。

光の影の残る部屋は、なぜかいつもより暖かく感じた。