妄想ラブレター





「ばっ! ちげーよ! ばかじゃねーのお前!」

「いつの間にそんな関係なってんのさ? おれという相手がいながら」



そう言って瀬戸の頭をなでくり回す。


瀬戸は相変わらず真っ赤な顔してそれを払いのけようと暴れてる。けど、絶対的な身長差でやられたい放題だ。



「でもまさか2人は付き合って……」

「いや、ないでしょ」



いつもは周りにカンとの仲を勘ぐられるのに、まさかカンに瀬戸との仲を疑われるとは……。



「だよなー。それならおれに相談くらいあってもいいもんな」

「いやいや、そうなってもカンなんかに絶対相談しないけどね」

「つめてーな!」

「当たり前でしょ!」



あたしがカンと言い合ってる間に、隙をみて瀬戸がスターツスイーツの紙袋を取り上げた。