「お嬢さん、1人?」
後ろから突然、よーく聞きなれた声がした。
この声は確実に……。
「櫻田先生……」
「美少女がいるなって思ったら、やーっぱあやちゃんだった。お、優くんもいる」
声をかけてきたのは、櫻田先生。
噂をすれば影、とはまさにこの事。
「ねぇよかったら俺とお茶でも」
「デート中なんで、お断りします」
「えー!!ここで会えたのも絶対運命だよ?だからここは俺と一緒に」
「絶対に嫌です」
櫻田先生は相変わらずチャラチャラしてて軽い。
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