私だって好きなのに。 私の方が先に先生に出会ったのに。 本当はまだ好き。 でも諦めるしかなかった。 大好きな先生を私のせいで困らせたくない。 ……でも。 「陽菜ちゃん、また椅子倒すね」 ゆっくり診察台が倒されていく中……。 「ヤダっ。やっぱり怖いよ……先生」 無理矢理診察台から起き上がって、先生にしがみついてみた。