太ももをスッとなぞったら、「ひゃっ」と可愛い声が。


ヤバイ……ドキドキし過ぎて。





「智也さんっ……ダメっ!!優くんだっているし」

「大丈夫。優くんはグッスリ寝てるから」

「でもっ」

「拒否権は……なしって事で。アイドルの事なんか、僕が一瞬で忘れさせてあげる」




この後は……とにかくあやちゃんをたーっぷり可愛がって堪能した。








「それで?あやちゃんが好きなのは、もちろん僕の方だよね?」

「好きなのは智也さんだけですってば!!」

「本当に?」

「結くんには恋愛感情は一切ないです……本当に、大好きです。智也さん」

「やった~」




一応安心はしたものの、また僕の中で新たなライバルが増えた気がした。




【どっちが好き!?】