ダメだ。


今すぐあやちゃんを独占したい。



……独り占めしたい。





「よし、行こう」

「え」


席を立って、あやちゃんの腕を掴んだ。




「行くって……どこにですか?」

「独占できる場所」

「……つまり」

「ホテル行こうよ」

「……」


あやちゃんが目が点になってたけど、スルーしてそのまま連行。





「言っとくけど、誘惑したあやちゃんが悪いんだからね」

「え、えぇ……!!」



んふふ。

これから、かーなーり甘い時間になりそう。



【無意識の誘惑】