ってか。 あんな事があったから……非常に気まずい。 「……ん」 俺の顔を見ようとせず、陽菜ちゃんは俯き加減で顔を赤らめながら綺麗にラッピングされた小さな箱を差し出してきた。 「えっと……」 「……」 「これは……」 「……」 これって、どういう状況? 「も、もうっ!!さっさと受け取ってくださいよ!!」 「あ、う、うん」 急かされて、綺麗にラッピングされた箱を受取った。 てゆーか……。 「指、怪我したの?」 何故か陽菜ちゃんの右手人差し指には包帯が巻いてあった。