先生、甘い診察してください*おまけ短編集*





俺ってこう見えて繊細だったりするし。


陽菜ちゃんはよくここに通ってて、よく話もするから……友達みたいな存在だしさ。




「ダメ医者って事くらい……知ってる」


事実とは言え、ショックだなぁ。

気にしてる事を言われるってのは……。






「櫻田先生っ……!」


大声で名前を呼ばれて、我に返った。

やべ……ボーッとしてた。



「こ、こんにちは……え」


そこに立っていたのは、どういうわけか……。



「陽菜ちゃん……」

「……」


今日は来る日じゃないはずなんだけど……。