岳「お前…また背が伸びたな」



『うん。…岳君女の子いけるの?』
岳「んーお前はな…。何で女嫌いか知りたいか?」
『…うん』




岳君はヨッコラセッと上半身を起こし、私を見た。




岳「俺は…母親に虐待されてた…。」
直感で、岳君は私に似ているかもと思った。





岳「俺は…そのことを小学校の親友に話し、似がしてもらった」
『おぉ…』




岳「俺は親友の家に居候させてもらった。親友にはお姉さんがいた。俺は…お姉さんに虐待された…。」




っ!!
岳「俺はどこに行っても女に虐待されるんだなぁ…っておもった…。俺は逃げ出したんだ。その家から…。この裏の世界に」





『裏?』