臆病な私でも恋はできるのか。





「仲の良かった先生に、お菓子の詰め合わせ持って頼むとこっそり鍵を貸してくれるんだ〜」



「ええ…」



それ、ちゃんと許可をとってるとは言わないよね…?


そんなことを考えながらも、今はお祭り気分。


私だってたまには羽目を外したい気分。


ばれた時は一緒に怒られれば良い。



「わっ!もうすぐ始まっちゃう!早く行こう!」



浴衣で歩きにくいというのに、りおの足取りは軽やかで、私もつられて階段を駆け上がった。