臆病な私でも恋はできるのか。





「ありがとうございました〜」



お姉さんにそう言われ、会釈をして店を出る。



「あ、プレゼント用にして貰ったんだ」



店から出ると、ぱっと明るい表情でこちらを見る柊くんが居た。



「はい…プレゼントにしてしまえば私が使うと思われないかなー…と」


「そうだねえ。流石にこんなに大きな男がメルヘンなくまさんは…ちょっと可愛いすぎるよね」



男…じゃなくて元の体でも十分可愛すぎるような気もする…



「でもギャップ萌えしてくれる人が居るかもしれない!」


「ええ…!だ、誰にですか…」


「んー…鷺草さんとか!俺にキュンと来ちゃったりして!」



想像してみるとなぜだか笑いが込み上げてきた。

男の子にキュンとくる鷺草さん…笑える。