「いえ。知りません」



「そうか…。白河組は世界No.2の組なんだがうちと違うくて、正統派じゃねぇーんだ」



そんなに上なのに正統派じゃねぇーのか…




「でもどうして白河組の事を?」




俺の言葉に親父は眉間に皺を寄せた…




次の言葉は衝撃だった……




「白河組がお前を狙ってる。理由は良く分からねぇが白河組の一人娘――――“白河理子“が言い出したらしい…
お前知ってるか……?」




あいつもヤカラだったか




めんどくせぇな…。