「それでも今桜花が生きてくれてるのはあなたのおかげだから」



「あぁ、どういたしまして」



遥斗がそう言って私を見て来た




な、なに?私の顔になにかついてる?



そんな事を考えいると



「私トイレ行ってくるねー」

と行ってつかさが行ってしまった






遥斗と2人きり……




いや、教室だから2人きりではないんだけどね?





「……………。」



「あ、あのさ。昨日はほんとありがとね?」

「別に?目の前で自殺しようとしてたら誰だって止めるでしょ」


「ハハッ、それもそうだね」



「もうあんな事考えるんじゃねぇーぞ?」


「うん!」