もう私は諦めた。
だから先生に降参して謝ると決めた。
『先生……私……もう…』
【何だ、新田。もう無理なのか?……って何で寺田がっ!?】
降参しようとした私の隣にいたのは
黒板に答えをスラスラ書く瞬だった。
『えっ…瞬?』
【寺田!お前がやってどーするんだ!これは新田に……
『先生。待ってても時間の無駄になりますよ?しかもはる寝てたし、分からないし?だからこの勉強は俺が教えるんで許してください、それでいいですか?』
【そ、それはそうだ。……新田、もう寝るなよ。それと寺田、頼んだ。それじゃあ二人は席につけ。】
『『はいっ』』
