*** 『なぁ、沙蘭ー』 「名前で呼ばないでよ、気持ち悪い」 『沙蘭ってば、』 「あーっ、なに、」 『なんでもない』 香川はまた、嬉しそうに微笑む。 この笑顔にどれだけ苦しめられたか。 気付いてないでしょ? 「……雪のばーか」 優しいキミが本当は好き。 でも、どんなキミも私は大好き。 end