莉王の顔を見、忍は言う。
「ほらね。
そんなに厭じゃないんだよ」
「いやいやいや。
それ、比較対象がおかしいですからっ」
「でも、允だって、この間まで、その通りすがりのサラリーマンと違わなかったはずだよ、君にとっては」
それはそうなんですが……と思ったとき、允が来た。
「あれ?
連絡くれたら、私が会社に戻るって言ったのに」
と呟くと、危ないだろうが、と言う。
「允。
結婚式には呼んでくれるんだろ?」
と言う忍に、
「呼ばなくても来るだろうが」
と言いながら、允は横のスツールに腰掛けた。
「允さん、犯人は高崎先生だそうです」
「……犯人?
黒部清香を殺した?」
「と、忍さんが言ってます」
「いやあ、清香が付き合ってたもう一人の男が犯人じゃないかって王様が言うから」
「ほらね。
そんなに厭じゃないんだよ」
「いやいやいや。
それ、比較対象がおかしいですからっ」
「でも、允だって、この間まで、その通りすがりのサラリーマンと違わなかったはずだよ、君にとっては」
それはそうなんですが……と思ったとき、允が来た。
「あれ?
連絡くれたら、私が会社に戻るって言ったのに」
と呟くと、危ないだろうが、と言う。
「允。
結婚式には呼んでくれるんだろ?」
と言う忍に、
「呼ばなくても来るだろうが」
と言いながら、允は横のスツールに腰掛けた。
「允さん、犯人は高崎先生だそうです」
「……犯人?
黒部清香を殺した?」
「と、忍さんが言ってます」
「いやあ、清香が付き合ってたもう一人の男が犯人じゃないかって王様が言うから」



