王様とうさぎさん

 こ、子どもと来ましたか。

 そうか。
 そうですよね。

 当然考えつくことを、莉王はまだ考えていなかった。

 当たり前だけど、お義母さんの中では、完全に私は嫁だから、将来のことも語るよね、そりゃ。

 早くケリをつけなければ、と思った。

 このお義母さんのために、早く允さんに、本物のお嫁さんを連れてきて、孫の顔を見せてあげたい。

 そう願った。