するとアユは恥ずかしそうにボソッと呟いた。



「…別に…

お前のためじゃねぇし…」



まったく…

ついさっきあんなこと言っておきながら、素直じゃないにもほどがあるでしょ(笑)


でも、なんか嬉しい…。


なんだろう…胸がいっぱいで…



そっと彼の頬に手を当てる…。



「……なんだよ//」


「ケガしてるよ。

保健室いこう…」



*



*