【完】いいかげん俺を好きになれよ


そのまましばらく曲を聞いたり、先輩がバンドについて語ったりするのをずっと聞いていた。


先輩はさっきから妙に喋りかたが優しくて、外にいる時とは少し違う感じがする。



なんだろう…


なんかすごく色っぽさを感じるというか…


それにしても先輩が近くて…


落ち着かないよ……



するとその時、



「美優ちゃん…」



先輩があたしの髪をそっとすくい上げた。



……ドキッ、



「美優ちゃんってさぁ…キレイな髪してるよね…」



そう言ってすくった髪を自分の顔に近づける。



「いい匂いする…」



……ひゃ〜〜っ!


なんかなんかなんかなんか…


そんなことされたら心臓爆発しそうなんですけど…!!