…夢でも見てるんじゃないかと思った。
気が合うとか、取られたら困るとか…
もう少し一緒にいたいとか……
こんなこと言われたのって初めてかもしれない。
しかも憧れの先輩に…
どうしよう、嬉しすぎて空飛べちゃいそうだよ。
今井先輩の優しい瞳が、まっすぐにあたしだけを映してる。
それに吸い込まれるようにあたしは返事をする。
「大丈夫です…!
あ…あたしも…
先輩と一緒にいたいです///」
恥ずかしいながらそう言い切った。
先輩は穏やかに目を細めて笑う。
「マジで。じゃあよかったら…
ここから俺ん家近いんだけど来ない?
誰もいないし…
俺が組んでるバンドの曲とか美優ちゃんに聞かせたいな」
…ウッソ~!?
「…い、いいんですか!?
ぜひっ!!
聞いてみたいです!お邪魔します!!」
「オッケー」
そしてバカなあたしはこうしてノコノコと先輩の部屋までついて行ってしまったのです…。



