【完】いいかげん俺を好きになれよ


……へっ!?



いきなりそんなことを聞かれるとは思わなかった。


好きじゃないのって…


好きだったら今日デートしてませんって!


あたしが好きなのは、先輩だし…



「えーなに言ってるんですか!アユとはただの友達ですよ!お互いに。

アユモテるのに彼女いまだにつくらないんですよねー。

もったいないと思うんですけど。

中学の時はいたんですか?」



なんか話題がアユの女関係みたいな話になってきたぞ…

と思いながらも実はちょっと気になる。


アユに元カノとかいたんだったら見てみたいし、それってヒントになるかも。


だっていまだに好きな人教えてくれないんだもん。


どんな子が好みなのかくらい知りたいよ。



「うん、いたよ。たしか二人くらい??

どっちも可愛い子だったからけっこう面食いなんじゃね?

理想は高いのかもなー。あんま簡単には付き合わないし。

いやーでも美優ちゃんが歩斗好きじゃないならよかったよ。

せっかくこんな気が合う子に出会えたのに歩斗にとられちゃ困るからさ(笑)」



……えっ…//

いま、なんて…



「美優ちゃんはほんとに一緒にいて楽しいよ。

俺こんなの久しぶりかも。

よかったらもう少し一緒にいたいな。

まだ時間大丈夫…?」