【完】いいかげん俺を好きになれよ


今井先輩は店員さんからエレキギターを受け取ると、慣れた手つきでかき鳴らし始めた。


扱いなれてる感じがまた、たまらなくカッコイイ。



「それじゃ、“ヒマワリ”って曲いくね」



きゃぁぁ~っ!!


しかもそれ、あたしがシマシマを好きになったきっかけの曲だし!


めちゃくちゃ嬉しい!!



~~♪



今井先輩はイントロから見事にヒマワリをコピーしてて、そのまま小さな声で弾き語りをしてくれた。


あたしはもう目が釘付けになる。


今井先輩のゴツゴツした骨っぽい指が、目を伏せる表情が、歌声が、

もうすべてが魅力的すぎて、ドキドキして

それだけで好きになってしまいそうだった。



いや、もう好き…。


好きかもしれないよ、先輩。



あたし本気になってもいいですか……?


ハマっちゃうよ、こんなの…