【完】いいかげん俺を好きになれよ


言いながら涙が出てきた。


でもこれがあたしの正直な気持ち…。



するとアユの右手がそっと伸びてきて、あたしの目元に触れた。

それを拭うかのように。



「…俺だって…自信なんかねぇよ」


「えっ…?」


「俺もずっと不安だったから…。

お前に嫌われたかもとか、調子乗りすぎたんじゃねぇかとか色々考えて…

お前の態度に一喜一憂してた。

もう無理かもしんねーって何度も思ったし。


でも、やっぱり美優だけはあきらめたくなかった…。

今までずっと一緒にいて、お前がそばにいなくなるなんて考えられなかった」



「アユ……」



「どうしても好きなんだよ。

こんなにマジになったの俺、初めてだから。

だからお前が自信なくす必要なんかねぇし。

もしそれでもまだ不安だって言うんなら…

お前がうぬぼれるくらいこれから俺が好きだって言ってやる」