でもそんな二人のやりとりを見てたら、この姉弟はけっこう仲がいいのかもって思えて少し微笑ましかった。
「ごめん…。
お姉さん、なんか悪かったね」
「いんだよ。元はと言えば姉貴が無理矢理誘ったんだし。
それよりお前……
もしかして俺に会いに来たの?」
……どき。
や、やばい。
そうだった。
あたし今からアユに告白するつもりで……
「……あ//
う…うん……まぁ」
やばい、恥ずかしい…。
「……マジかよ。
じゃあなんでさっき逃げようとしてんだよ」
「あ、あれは…!だって…
水たまりでこけて、服濡れちゃって恥ずかしかったから…」
あたしがそう言うと、アユはあたしのワンピースの裾をじっと見る。
「そんなん気にしねーよ別に。
お前が会いに来てくれただけで俺は嬉しいし」
「えっ?//」
「LINEも返ってこねーし、電話も出ねーし。
もう普通に話せないかと思ってた」
……ドクン。
あ…。
あたしやっぱアユのこと傷つけてたんだ…。



