「ごめん、知らなかった…。
真由香も色々あったんだね」
「ううん、いいの。あたしも美優に言えなかったの。
たくさんノロケに付き合わせてすごい応援してもらってたし、ましてや美優の志望校アッくんと同じだったじゃない?
しかもあたしにとっては初めての振られる経験だったからさ…。
思わずアッくんなんて振ってやった!ってその時のあたしは言いたかったんだよね。
まさかそれでこんなふうに再会したりするとは思わなかったけど(笑)」
「ほ、ほんとだね…」
苦笑いする真由香を見て胸が痛む。
さっきまで会いたくないとか、嫉妬したりとかしてた自分が申し訳なくなった。
真由香はきっとあの花火の時バッタリ会って複雑な思いだったに違いない。
あたしと同じくショック受けてたかもしれないんだ。
なのにあたしは一人で悲劇のヒロインぶっちゃって…
ほんとにバカだなぁ…。



