「あたしオレンジミルクコーヒーのシフォンケーキセットで!」
「え、じゃぁ…あたしもそれ…」
「…かしこまりました。
……あ、
お前のぶんミントの葉、抜くぞ」
「ん…?」
いきなりそう言われてハッとして、改めてメニューをちゃんと見てみた。
写真を見るとオレンジミルクコーヒーにも、シフォンケーキにもミントの葉が添えてあって。
あたしはミントがダメで、いつもあらゆるメニューでこの葉っぱを抜いてもらってるのをアユはよく知ってるんだ。
さすが…
「あ、うんそうだね。
ありがとー」
ーーベシッ、
「…いった!」
なぜか手に持った注文伝票で頭叩かれた。
ひどい、何この店員…(笑)
「…以上で?」
「はーい♡」
「少々お待ちください…」
そう言って背を向けその場を去って行ったアユを、ニヤニヤしながら見つめるハルカ先輩。
なんかもう、怪しいですよその顔…。
「何いまの~。
ラブラブじゃん♡」
「…はっ!?」



