【完】いいかげん俺を好きになれよ


「えっ…?」



来年もって……

ずいぶん先の話だけど…



アユはあたしをじっと見つめる。


そして少し頬を染めながら…



「つーか…来年もお前と一緒に来たいんだけど。

今度は友達じゃなくて…」



…どき。



「彼氏として」



……う、うわぁ…///



だけどその瞬間、思わず「うん」なんて言ってしまいそうな自分がいてビックリした。


あれ…?


あたしなんかもう…

すでに彼女みたいな気分になってる……


へんなの。今日はずっとそう…



「考えとけよ。

〝超″前向きに」



そう言って頭を撫でられた。



…どきん。



あぁ…

もうなんかあたしやばいかも…


こんなにアユにドキドキしてたっけ。


これって、花火のせい?夏のせい…?


これじゃまるであたし、ほんとに



アユのこと好きみたいじゃん……