【完】いいかげん俺を好きになれよ


一時間くらい勉強したところで力尽きてちょっと休憩した。



「あー疲れた〜!

もうダメ…!!」



倒れるように机に突っ伏すあたし。


そんなあたしの頭をぽんと叩くアユ。



「…俺のほうが疲れたわ」


「あははっ、そうだね。

ありがと。ごめんね〜バカで…(笑)」



だけど嫌そうな顔するわけじゃなく、呆れたような顔しながらも笑う。


その表情がなんだかすごく優しく見えた。


アユのこういう顔、好きだったりして…。


なんだかんだ面倒見いいんだよなぁ。



そしてあたしは何を思ったのか唐突に…



「ねぇアユってさぁ…」



さっきの疑問をぶつけてみた。



「あたしのどこをそんな、好きになってくれたの…?」