【完】いいかげん俺を好きになれよ


名前を呼ばれてドキッとする。



「な…なに?どうしたの…?//」


「今の見てた?」


「えっ…?」



今の見てたって……


シュートのこと?



「み、見てたよ…。いちおう…」



あたしがそう答えると、なぜかムッとするアユ。



「……いちおうってなんだよ」



えぇ〜っ!?なんで怒るの?



「見てたってば…!!ちゃんと!//」


「…ならいいけど」



……ん??


なに…見ててほしかったってこと??



するとその時、女子軍団が向こうで呼ぶ声がした。



「ちょっと〜アユくーん!シカトしないでよー!!」



それを聞いてハッとする。


確かに…アユ今思いきりあの子たち無視してこっち来たんじゃん!


なんか若干睨まれてるような気もするし…


あたしは慌てて追い返した。



「ちょ…ほらっ、向こう呼ばれてるよ!

行ってきたら?

シカトはよくないって!」